「6月27日(土曜)9:00a.m. M8上越沖の直下型地震発生」の想定下で、当地区4病院、県内外DMAT、上越市、 妙高市、県立看護大学、上越地域振興局、新潟県医薬保険課、上越医師会、新潟県消防防災航空隊が参加する、昨年の予定参加機関と人数を上回る県内最大規模の訓練が行われます。昨年訓練当日の岩手宮城の地震発生に伴う合同訓練中止を受けて、関連各機関の連携を中心に、参加機関が同一時間軸で発災6時間までの超急性期対応を訓練しますが、訓練時間内に起る事象についての詳細は、参加施設には事前に知らされず、参加機関はマニュアルと自らの判断で対応する実働訓練です。
当院の被災は最小限(昨年停電下、computer system down、elevator 停止等での訓練済み)とし、最重症患者10名程度(看護大学学生)を受け入れ、援助に訪れた正規DMATチームとともに、A-blockにて一次トリアージ、諸検査、応急処置を行い、対応し得ない3次救急患者を域外搬送拠点(看護大学)に搬送する訓練を中心に行う予定です。域外搬送拠点では、県内外から集結したDMATの指揮下でヘリコプターによる域外搬送と参加機関との連携訓練が行われます。そこで今回の救急隊との勉強会では、訓練当日に向けての事前訓練を行います。トリアージ(START)の方法、JPTECなどの実地訓練です。本県は近年度々大規模災害に見舞われています。当日参加される職員各位のみならず、院内職員の多数の参加をお願いします。
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