病棟等のご案内
チーム医療を実践し、より質の高いケアを目指しています。
6階東病棟(整形外科、脳神経外科、歯科口腔外科)
急性期病棟として、整形外科領域では股関節、膝、肩の人工関節置換術や脊椎、手関節、外傷などの手術に対応しています。また、脳神経外科は、慢性硬膜下血腫や脳梗塞などの急性期の治療を行う他に、他院より亜急性期、慢性期のリハビリテーションを必要とする患者さんの転院を受け入れています。歯科口腔外科においては、顎変形症の手術や発達障害のあるお子さんの歯科治療に力を入れており、小児から成人の幅広い年代の手術に対応しています。
看護師は、手術に臨む患者の不安な気持ちに寄り添い、安全な手術に向けた心身の観察や準備、指導を行います。術後は療養環境を整え、多職種と協働し、安全、安楽な看護を提供しています。また、家族とのコミュニケーションも十分にはかり退院後も患者さんが安心して生活できるよう退院支援部門と連携し患者、家族にとって最善の看護ケアを提供できるよう努力しています。
7階西病棟(回復期リハビリテーション病棟)
回復期リハビリテーション病棟として、平成26年10月にスタートした病棟です。脳血管障害・整形外科疾患の、術後急性期~回復期、回復期、回復期から維持期とあらゆる病期にある患者さんへ、個々の状態に応じたリハビリテーションを行います。障害を受容し、日常生活を送るために必要な動作を習得できるよう看護を行っています。退院後の生活に近い状態で入院生活を送れるよう療養環境の調整などを心がけています。
患者さん・ご家族が希望する生活の実現に向け、担当の看護師やリハビリテーション技士、退院調整看護師、ケースワーカー、ケアマネジャーなどと連携し、支援をしています。
中央手術部・中央材料室
近年の医療の進歩により、手術技術が高度化・複雑化し、多くの医療機器を使用した状況で手術が行われています。手術に関連する医療者も多職種にわたり、互いの専門性を発揮しながらチームで協働し、中央手術部方針である「安全・安心・快適」を目指し、日々の手術に取り組んでいます。
外来
外来は、内科・整形外科・脳外科・泌尿器科・歯科口腔外科などの診療科と、人間ドック、アスベスト検診やじん肺検診などの検診部門で構成されています。来院される患者さんに対して、限られた診療時間にも、「笑顔で心のこもった接遇」「患者誤認防止で安全な環境」を目標に関わっています。また、6つの看護専門外来では、より専門的な知識と技術の向上に努め、患者さんに寄り添う看護専門外来を目指しています。
入退院支援室
入院決定から退院後まで継続した安心な療養生活、“その人らしく生きる”ことへの支援を行います。
・ 入院を予定している患者さんが、入院生活や入院後にどのような治療過程を経るのかをイメージし安心して入院できるよう、入院前からオリエンテーションをしています。入院前支援看護師が、外来診察後に入院前の生活状況を含めてお話を伺っています。
・ 入院された後は、病棟担当の退院支援看護師が病棟の受け持ち看護師と一緒に、退院時の状態に合わせた退院支援を行っています。退院後の医療や福祉サービスの利用、介護の継続事項などの相談をさせていただきます。
・ 患者さんが住み慣れた地域で生活できるように、必要時、地域担当者様との連携も早期から行っています。